最近の経験:「いびきがきっかけで見つかった、体への大きな負担」
- 神楽坂アレルギーといびきのクリニック

- 1月30日
- 読了時間: 2分

50代の男性が、「いびきがひどい」とご家族に言われて、当院を受診されました。
もともとこの方は、高血圧や糖尿病、心臓のご病気があり、すでに循環器内科にも通院されていました。ご本人としては、「持病の影響で体調がすぐれないのだろう」と思っていたそうです。
念のため、睡眠中の呼吸状態を詳しく調べる精密検査(ポリソムノグラフィー)を行ったところ、睡眠中の酸素の値が大きく低下している時間がありました。これは、眠っている間に呼吸が何度も止まり、体に強い負担がかかっている状態を意味します。
このような状態が続くと、体は常に緊張した状態(交感神経が優位な状態)になり、血圧や血糖値がなかなか下がりにくくなることがあります。
そこで、CPAPという治療を開始しました。睡眠中の呼吸を安定させることで、体がしっかり休めるようにする治療です。
治療を続けるうちに、
血圧が安定してきた
糖尿病のお薬が調整できた
高血圧のお薬も少しずつ減らすことができた
と、全身の状態が改善していきました。
循環器の主治医の先生からも、「睡眠の問題が改善したことで、心臓への負担も軽くなっていますね」と言われたそうです。
睡眠時無呼吸症候群は、単なる「いびき」の問題ではなく、高血圧や糖尿病、心臓の病気と深く関係していることがあります。
お薬だけでコントロールが難しい場合でも、睡眠中の呼吸を整えることで、体全体のバランスが良くなる方が少なくありません。
「いびきがある」「血圧や血糖値がなかなか安定しない」
そんなときは、一度、睡眠の状態を確認してみるのも一つの選択肢です。当院では、ご自宅で行える検査や、オンラインでのご相談にも対応しています。






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