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いびきが引き起こす突然死のメカニズム

  • 執筆者の写真: hidefineday
    hidefineday
  • 6月5日
  • 読了時間: 2分

研究によると、突然死全体の37.6%はいびきをかく人に起こっているという報告があります。これは決して無視できない数字です。いびきと突然死の関連には主に二つの重要なメカニズムが存在します。これらを理解することで、危険なサインを早期に発見し、適切な対応をとることが可能になります。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)による突然死

いびきと突然死を結びつける最も一般的な原因は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)です。SASでは、睡眠中に気道が部分的または完全に閉塞することで、呼吸が一時的に停止したり、大きく低下したりします。この状態が繰り返されると、体内の酸素レベルが危険なほど低下し、様々な合併症を引き起こす可能性があります。

酸素不足の発生

気道閉塞により血中酸素濃度が低下します

身体への負担増加

低酸素状態が心臓や血管に大きなストレスを与えます

不整脈・心不全リスク

心臓のリズムが乱れ、突然の心停止を引き起こす可能性があります

脳梗塞リスクの増加

血栓形成が促進され、脳血管が詰まるリスクが高まります

SASの症状が重度の場合、夜間の低酸素状態と心臓への負担が積み重なり、就寝中の突然死につながることがあります。特に、いびきが異常に大きい場合や、いびきの合間に呼吸が止まっている様子が見られる場合は、すぐに専門医への相談が必要です。


当院は専門医が迅速に検査をご案内します。入院出来ない方でも在宅で最終検査まで行える体制を整えており、どの医療機関よりも迅速に検査、結果説明が可能です。

 
 
 

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