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エアコンと咳

  • 執筆者の写真: hidefineday
    hidefineday
  • 6月9日
  • 読了時間: 1分

エアコンの長時間使用によって引き起こされる「エアコン病」は、多くの方が経験している健康問題です。この症状には、慢性的な頭痛や肩こり、全身の倦怠感、集中力の低下などが含まれます。これらは室内と屋外の急激な温度差によって体の調節機能が乱れることで発生します。特に冷房の効いた室内から暑い屋外へ出る際に身体が受けるストレスは大きく、自律神経系の乱れを引き起こす可能性があります。

また、エアコン内部に発生するカビやホコリは、健康に深刻な影響を及ぼす要因となります。エアコン内部は湿度と温度の条件がカビの繁殖に適しており、清掃を怠ると内部にカビが蓄積します。このカビの胞子が室内に放出されると、くしゃみ、鼻水、咳などのアレルギー症状を引き起こします。特にアレルギー体質の方や子ども、高齢者、免疫力が低下している方は影響を受けやすく、重度の場合は喘息や気管支炎などの呼吸器系疾患を引き起こすリスクもあります。


当院ではエアコン使用開始時期に合わせて出現した咳の原因検査と治療を行っています。

 
 
 

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