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【呼吸器指導医が解説】そのいびき大丈夫?突然死のリスクと睡眠時無呼吸のサイン

  • 執筆者の写真: 神楽坂アレルギーといびきのクリニック
    神楽坂アレルギーといびきのクリニック
  • 1月29日
  • 読了時間: 4分

更新日:2 日前

いびきは突然死と関係するの?
いびきは突然死と関係するの?


「いびき 突然死」や「死のいびき」という言葉に不安を感じて、この記事に辿り着いた方も多いかもしれません。

結論から申し上げます。いびきそのものより、その背後に隠れた「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」は、確実に心血管への負担を強め、突然死や寿命を縮めるリスク因子となります。

本記事では、日本内科学会・日本呼吸器学会・日本アレルギー学会それぞれの専門医・指導医が、医学的根拠に基づいて「危険ないびき」の見分け方と、命を守るための本質的な対策を論理的に解説します。


なぜ「いびき」が「突然死」に結びつくのか

医学的に見れば、いびきは単なる「騒音」ではなく、気道が狭くなっているという「体からの警告」です。

  1. 無呼吸による酸欠: いびきが止まり、無呼吸状態になると体内の酸素濃度が急激に低下します。

  2. 交感神経の過緊張: 酸欠を補うため、体は寝ている間も「全速力で走っている」ようなストレス状態になります。

  3. 心血管へのダメージ: 血圧や心拍数が急上昇し、長年続くことで心筋梗塞や脳梗塞といった「突然死」に直結するイベントを引き起こしやすくなります。

つまり、いびきが直接死を招くのではなく、いびきの背後にある「夜間の過重労働」が心臓や血管を破壊するのです。


注意すべき「変ないびき」の見分け方

ネット上で言われる「死のいびき」とは、多くの場合、以下のような重度の睡眠時無呼吸症候群(SAS)の症状を指しています。

  • 「カッ!」と喘ぐような呼吸: 息が止まった後に、喉が詰まったような音で呼吸が再開する。

  • 不規則なリズム: いびきの大きさがバラバラで、時折完全に音が消える(止まっている)。

  • 強烈な日中の眠気: 十分寝たはずなのに、会議中や運転中に意識が飛ぶような眠気がある。

これらは、もはや自力(マウスピースやテープ)で解決できる段階ではなく、専門医による介入が必要です。


【重要】見落とされがちな「扁桃腺肥大」のリスク

いびきのリスクは、肥満の方や高齢者だけのものではありません。実は、若年層や痩せ型の方でも深刻な無呼吸に陥るケースがあります。その大きな原因の一つが「扁桃腺肥大」です。

喉の構造上、扁桃腺が物理的に気道を塞いでいる場合、どれほど生活習慣を改善してもいびきや無呼吸は治りません。

「自分のいびきの原因が喉の構造(扁桃腺)にあるのではないか?」と気になる方は、以下の記事で詳しく解説していますので、併せてご確認ください。



専門医が「いびきテープ」を勧めない理由

いびき防止テープで死亡する危険性はある?

「市販の口閉じテープを使うと窒息して死亡するのではないか?」という不安の声をよく聞きます。結論から言うと、重度の睡眠時無呼吸症候群(SAS)の方が自己判断で口を塞ぐのは、呼吸状態を悪化させるリスクがあり大変危険です。テープに頼る前に、まずは根本的な原因を調べる簡易検査をおすすめします。


結論:リスクは正しく「可視化」して管理する

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、適切な検査と治療(CPAP療法など)を行えば、心血管リスクを劇的に下げ、健康寿命を延ばすことができる病気です。

当院では、自宅で寝るだけで完結する「簡易検査」や、忙しい方でも負担なく受診できる「オンライン初診」に対応しています。

「ただのいびき」だと放置せず、まずは専門医の視点からリスクを客観的に評価してみませんか?


【受診・相談のご案内】

当院は神楽坂駅徒歩2分。睡眠と呼吸の専門クリニックとして、あなたの安全な眠りをサポートします。


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