新型コロナ重症化リスクと「睡眠時無呼吸症候群」の関係|専門医が教える対策
- 神楽坂アレルギーといびきのクリニック

- 2025年8月9日
- 読了時間: 2分
更新日:3月7日

「睡眠時無呼吸症候群(SAS)があると、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が重症化しやすいのではないか?」
パンデミックを経て、このような不安を抱えて受診される患者様が増えています。呼吸器・アレルギー専門医の視点から、最新の知見に基づいたリスクと、今取り組むべき対策について解説します。
なぜ睡眠時無呼吸症候群は重症化リスクを高めるのか?
国内外の研究により、睡眠時無呼吸症候群(SAS)を抱える方は、新型コロナに感染した際の入院率や重症化率が非該当の方に比べて高い可能性が示唆されています。その主な理由は
以下の3点です。
慢的な低酸素状態: 無呼吸による酸素不足は、全身の血管や臓器に負担をかけ、免疫機能の低下を招きます。
基礎疾患の合併: SAS患者様は、高血圧、糖尿病、肥満などの生活習慣病を合併していることが多く、これら自体が新型コロナの重症化因子となります。
体内の炎症: 無呼吸が続くと体内で微細な炎症が起きやすい状態になり、ウイルス感染時の「サイトカインストーム(免疫の暴走)」を引き起こしやすくなると考えられています。
重症化を防ぐために今できること
もっとも重要なのは、**「現在のSAS治療(CPAP療法など)を中断しないこと」**です。
CPAP療法の継続: 睡眠中の呼吸を安定させ、血中酸素濃度を正常に保つことは、基礎体力の維持に直結します。
適切な血圧・血糖管理: 合併症のコントロールを徹底することで、万が一の際の重症化リスクを最小限に抑えられます。
早期の精密検査: 「いびきがひどい」「日中の眠気が強い」と感じている方は、放置せずに検査を受けることが最大の防御策です。
オンライン診療の活用
「病院に行くと感染リスクが怖い」という理由で受診を控える必要はありません。当院では、初診からのオンライン診療に対応しています。
ご自宅で完結する精密検査(在宅PSG)の手配や、CPAP療法の経過観察、お薬の処方までスマホひとつで行うことが可能です。楽天の「ヨヤクスリ」と提携しているため、処方薬を送料無料でご自宅にお届けする体制も整えています。
専門医からのメッセージ
睡眠時無呼吸症候群は、適切にコントロールされていれば、過度に恐れる必要はありません。しかし、無治療のまま放置することは、感染症に限らず脳卒中や心疾患のリスクを抱え続けることになります。
「もしかして?」と思ったら、まずはオンラインで気軽にご相談ください。新宿区神楽坂の専門外来として、皆様の健やかな眠りと健康を守るお手伝いをいたします。




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