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せきといびきの関係

  • 執筆者の写真: hidefineday
    hidefineday
  • 6月20日
  • 読了時間: 2分

咳が2週間以上続く場合や、普段よりいびきが目立つようになった場合は、自己判断せずに医療機関を受診することが重要です。特に以下のような症状がある場合は、早めの受診をお勧めします:



夜間や早朝に悪化する咳



日中の強い眠気



周囲から「呼吸が止まる」と指摘される



睡眠時無呼吸症候群(SAS)と咳の関係



近年の研究によると、慢性的な咳で受診した患者の約40%に睡眠時無呼吸症候群(SAS)が認められています。さらに驚くべきことに、SASの治療を受けた患者の93%で咳の症状が改善したという報告があります。これは、長引く咳の原因として睡眠時の呼吸障害が重要な役割を果たしている可能性を示しています。



SASでは、睡眠中に上気道が狭くなったり塞がったりすることで一時的に呼吸が停止します。この呼吸停止により、のどや気道に刺激が生じ、慢性的な炎症を引き起こすことがあります。また、SASに伴う胃食道逆流症(GERD)も咳の原因となることがあります。いびきと長引く咳の両方がある場合は、SASの可能性を考慮した検査が重要です。


当院はまさにこういった患者さんのためのクリニックです。どこに行っても原因がわからなかった咳がいびきが原因であることがあります。是非一度検査を受けてみてください。

検査だけであればオンライン診療で完結いたします。

 
 
 

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